日常生活において、トイレは私たちの生活空間に欠かせない重要な部分です。皆さんは新しいトイレに交換する際にどのような基準で選びますか?トイレの交換目安は一般的に10~15年といわれており、10年ほど使用すると水漏れなどのトラブルが発生しやすくなります。このコラムでは、トイレのさまざまなタイプや特徴と費用相場についてもご紹介します。エコ機能からデザイン性、快適性に至るまで、トイレ選びに役立つ情報を豊富に取り揃えています。理想的なトイレを選ぶためのヒントを、このコラムから見つけてみましょう。
トイレには大きく分けて、和式トイレと洋式トイレの2種類があります。はるか昔は和式トイレが一般的でしたが、1977年にTOTOの和式便器と洋式便器の出荷台数が逆転し、2015年には99%洋式便器の出荷となりました。
洋式トイレの種類は「一体型トイレ」「タンクレストイレ」など豊富にありますので、まずはトイレの種類と特徴をご紹介いたします。
■組み合わせトイレ
組み合わせトイレは、パーツを別々に選び組み合わせることができるタイプで、最も普及しています。
【パーツの種類】
パーツは、トイレのタンク、便器、便座の3つです。
【タンクの種類】
トイレタンクは、主に手洗いが付いているタイプと付いていないタイプの2種類です。
【特徴】
組み合わせトイレはそれぞれパーツごとに分離するため、故障の際などに故障した部分だけを取りかえることができます。
【メリット】
・価格が安価で節水性や清掃性も選べる
・故障した部分だけ交換・修理が出来る
・トイレのパーツを要望によって変えられる
・タンク式なので水圧の低いとこでも使える
・シンプルなデザインも選べる
【デメリット】
・デザイン性がタンクレスや一体型に比べて劣る
・各部品ごとに繋ぎ合わせで作っているため若干掃除がしづらい
・タンクに水がたまるまで待つ必要があるため連続で水を流せない
■一体型トイレ
一体型トイレは、便器・タンク・便座が一体となっているタイプです。
【特徴】
手洗い機能の有無を選ぶことができ、組み合わせトイレに比べて、統一感のあるデザインが特徴です。一体型トイレにはつなぎ目や段差が非常に少ないため、掃除がとても楽です。
【メリット】
・まとまりのあるシンプルなデザイン
・手洗いをつけるかどうか自身で選択できる
・手洗い開口部が組み合わせ便器より広く、手前に傾斜しているため手洗いがラク
・組み合わせトイレ同様、タンク式であるため水圧が低いところでも使用可能
【デメリット】
・便座部の最新機能が少ないため電気代が高い
・不具合が起きたときに部分ごとに交換できずトイレを丸ごと交換する必要がある
・組み合わせトイレ同様、タンクに水がたまるまで待つ必要があるため連続で水を流せない
■タンクレストイレ
タンクレストイレは今一番新しい形のトイレで、水をためるタンク部分がないタイプです。
【特徴】
タンクレストイレは、水道管から直接水を流すタイプのトイレで、スタイリッシュでデザイン性が高いのが特徴です。
【メリット】
・スタイリッシュなデザイン
・タンクがない分トイレ空間を広く使える
・水道直結のため連続使用も可能(タンクに水をためる時間が不要)
・節水タイプが多い
【デメリット】
・比較的価格が高い
・水圧が弱いと設置できない可能性がある
・電気がないと水が流れないため停電時には注意が必要
・手洗いが必要な場合は別途費用が必要
トイレリフォームにかかる費用の相場は、工事内容によって3万~80万円と幅が広めです。中心費用帯ですと20万~40万円となります。
ケース別の相場をご紹介いたします。
ケース1:便座を温水洗浄機能付き便座に交換 約8万円
便座を温水洗浄機能付き便座に交換する場合は、工事費込みで8万円程度が相場です。ただし、コンセントが無いトイレに新しく温水洗浄便座を設置する場合は、電気工事や配線に関する工事が必要になるため、その分の費用も追加でかかります。
・工期:約1~2時間
ケース2:洋式トイレから洋式トイレへの交換 約20万円
トイレはグレードにより価格が大きく異なりますが、和式トイレから洋式トイレへリフォームするほどの大幅な作り変えは必要ありませんので、一般的な洋式トイレであれば20万円程度からリフォームが可能です。
・工期:約半日
ケース3:タンク付きトイレからタンクレストイレへの交換 約20万円
水洗タンクが搭載されたトイレを、タンクレスのものに交換する場合の費用相場は20万円程度です。なお、手洗い器を設置する場合の相場は30万~50万円程度になります。
・工期:約半日
ケース4:和式トイレから洋式トイレへの交換 約30万円
和式から洋式に変更する場合は、トイレを大幅に作り替えなければなりません。リフォーム費用は高く、30万円程度かかることもあります。
・工期:約1〜5日
トイレリフォームはある程度相場が決まっていますが、工夫次第では節約することも可能になります。費用を抑えるコツをいくつかご紹介いたします。
■安いグレードを選択する
トイレのリフォーム費用はグレードによって変動します。最近のスタンダードモデルには暖房便座や洗浄ノズルなどが備えられているものも多いため、ハイグレードモデルを選ばなくても十分な可能性もあります。
■デザインや高機能にこだわらない
自動で蓋が開閉するトイレや、お掃除機能付きのトイレなど、さまざまな機能が増えれば費用は上がります。リフォーム費用を抑えたいのであれば、譲れない機能を数点に絞り、オーソドックスなデザインを選びましょう。
■トイレリフォームが得意な業者に依頼する
トイレリフォームが得意な業者は、便器などを大量に仕入れているため安く工事できることが多いです。また、下請け業者に依頼する中間マージンがかからず安心です。
■減税・補助金を活用する
・リフォーム減税制度
トイレのリフォームを改修した際に、確定申告によって減税の優遇を受けられる国の制度があります。その他、耐震工事、バリアフリー工事といったリフォームも対象となっています。
・介護保険に付帯する住宅改修補助金
国の社会保険制度で、要介護・および要支援認定された方が利用できる制度となります。家族に該当する方がいる場合も同様です。
対象経費20万円までが補助金の対象となり、工事費用の9割が支給される制度です。対象となる工事の種類は、トイレの和式から洋式への交換、手すり設置等のバリアフリー化に加え、床の段差解消や扉を引き戸に変更するなどの工事も該当します。
トイレは家族が毎日使う重要な場所です。デザイン性や機能性だけでなく、将来的な水道代や掃除の楽さ、水圧なども考えましょう。見積もりも複数の業者に依頼することをおすすめします。
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